50代で独立するための中小企業診断士資格取得

50代のリスキリングとして、私が取り組んでいるのは中小企業診断士資格の取得です。

これからのセカンドキャリア充実のためにどうするかいろいろ考えたのですが、この資格取得を目指すことに落ち着きました。

中小企業診断士資格を目指す理由

私は、60歳になるまでにフリーランスへの転身を目指しています。

しかし、フリーランスになる。といっても市場で評価されるスキルや技能がなければ、誰でもできる賃金が安い仕事しかないでしょう。

自分の職歴を振り返れば、私にも市場で評価されるスキルや技能があると思いますが、労働市場でその「根拠」を包括的に証明してくれるのがこの中小企業診断士だと考えたのです。

また、大学や大学院で経済学や経営学を学んできたことも試験対策上有利だと考えました。

中小企業診断士は勉強する過程で幅広くいろいろな知識を身に着けることができ、好奇心が強いわたしは飽きずに勉強できます。

他の資格は考えなかったのか

はじめに資格を取得しようと考えたのは2023年の夏ごろで、その頃は行政書士を考えていました。

しかし、法律は断片的にしか知らないことで苦戦したことと、合格しても、行政書士法人に勤めるか、独立しなければ行政書士と名乗れないことから勉強するモチベーションが下がってしまいました。

まったく知識がない行政法について覚えるのも苦痛でした。

そこで2023年11月ごろに中小企業診断士資格取得に目的を変更します。

勉強そのものは楽しかったのですが、この資格のネックは独占業務がないことです。コンサルタントは名乗ってしまえば誰でもなることができます。

そこで、独占業務のある社会保険労務士に目的を変更し、いくつかテキストを買い込んで読みまくりました。これ自体は労働法や社会保険、年金の知識の勉強になり無駄だったとは思いませんが

過去問の重箱のすみをつつくような問題を見て、げんなりしてしまい受験はやめました。

そこで2024年5月に再度目標を中小企業診断士に定めたのです。試験まで3か月足らずでした。

中小企業診断士は独立して食えるのか

この資格に期待しているのは、権威と人脈です。資格をとっただけで食えるとは思っていません。

先ほど述べたように独占業務がありませんから。

商工会議所や地方自治体の中小企業支援センターのようなところに行くとチラシがおいてあり、起業相談の相談員には中小企業診断士がなっていることが多いです。

Youtubeやブログなどを見ていると、補助金獲得支援などの業務もあるようですから基本的には仕事はあるものと考えています。

今はクラウドソーシングなどWEB経由で仕事が獲得できる時代ですし、今のうちから将来を見据えて人脈づくりにも取り組んでいます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする