食える中小企業診断士になるための準備

中小企業診断士資格を取得し、退職後はフリーランスのコンサルタントとして活動して稼ぐことを考えています。

そうするためにどうするか、中小企業診断士として仕事をしている方たちの実務解説本を読んでいます。

勉強のモチベーションアップ!!稼ぐ中小企業診断士の仕事イメージがわく本まとめ

実務家の本を読むと、中小企業診断士で学ぶ知識を活用して実務の課題解決に結びつけていることがわかります。

受験勉強で学ぶ知識は合格後も役に立つということです。また、中小企業診断士としてコンサルティングにつくためには、不断の学びとネットワークづくりを引き続きしていかなければならない。ということもよくわかりました。

中小企業診断士として活躍している実務家の本を読むと、必要とされるスキルのレベルがわかります。

今、私が悩んだり、考えていることは、資格取得後に何をセールスポイントとして仕事をしていくのか?ということです。

何でも屋 or 専門家

中小企業診断士の履歴書〈金融業界出身者編〉は、銀行など金融機関出身者が中小企業診断士を取得し、どのように活用しているのかについて書かれている本です。

銀行員は中小企業診断士取得を職場から推奨されていることも多いようですし、融資業務で企業診断をすることも多く、業務との親和性も高い資格と思います。

この本で紹介されている大半の方は、それまでの業務経験・専門性を活かして、資金関係のコンサルティングに取り組んでいる方が多かったのですが、人口の少ない地方都市在住の方は、ビジネス経験を活かして資金関係だけでなく何でも対応している人もいました。

小さな地方都市が営業エリアだとすると、経営コンサルタントも多くないのでこのようなこともあるようです。

私の住んでいる地域は、政令指定都市で、人口が少ないということでもなく、中小企業診断士として活動されている方もいますので、仕事を得るためにはある程度の専門性が必要になりそうです。

中小企業診断士の履歴書〈金融業界出身者編〉

中小企業診断士としての専門性の確立ー特定業界or業界横断経営課題

中小企業診断士としての専門性をどうするか。といった場合に2つの切り口があると思います。

特定業界専門

ひとつは、特定の業界に詳しい。という業界特化型です。

飲食店業界、農業、製造業、小売業などです。

これは、なんといっても業界経験が必要でしょう。

また、自分が営業エリアとする地域事情によっても違うでしょうし、業界関係者とのネットワークも必要になると思います。

私は特定の業界に長く働いてきた。という経験がないので、「〇〇業界専門」ということはできそうにありません。

特定の経営課題専門

もうひとつは特定の経営課題に強いコンサルタントです。例えば

経営戦略策定

補助金獲得支援

営業・マーケティング

IT、DX

資金繰り

人事・組織

事業承継、M&A

などがあるでしょう。

私は上記の経営課題の中から専門を選び、専門家となることを目指すことにします。

場合によっては、中小企業診断士に加えてもうひとつ資格が必要になるかもしれません。

私は典型的なゼネラリストで、専門性を磨いてこなかったことがつくづく悔やまれます。

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