充実したセカンドキャリアを構築するために、50代から中小企業診断士資格取得を目指しています。
2024年8月に一回目の1次試験を受験しましたが、経営法務は放棄していました。
法律については、宅建で民法の勉強をしたことをはじめに、生命保険会社勤務時に契約に関する業務を経験したり、その後も行政書士で軽く勉強したりしていましたが、あまり得意ではありません。
2024年の1次試験でも当初は放棄するつもりはありませんでしたが、TACのスピードテキストを読んで合格する気がせず、時間もないことから放棄しました。
現在は2025年の合格に向けて勉強中です。
しかし、TACのスピードテキストを読んでもよくわからない。イメージがわきません。
経営法務を苦手とする人は多いようで、合格率も例年高くありません。
経営法務は、会社法と知的財産法の2つの分野が中心となっています。著作権法はともかく、特許や商標などの他の知的財産権についてはほとんど知識がなかった私は、TACのスピードテキストはちんぷんかんぷんです。
そこで、まずはTACのスピードテキストが理解できることを目標に、わかりやすい入門書をさがしてみました。
会社法のおすすめ入門書
法律の入門書を選ぶうえで、もっとも重要なことは最新の情報が反映されているということです。
法律は改正があるので、どんなにわかりやすい本でも改正前の情報では意味がありません。出版年を確認したうえで購入しました。
書店で手に取って確認し、わかりやすそうと感じて購入したのが図解わかる 会社法です。
見開き左ページに各トピックについて平易に解説され、イメージしやすいように右ページで図で解説されています。とても理解しやすかったです。
TACのスピードテキストは文章がほとんどで、はじめて読んだときはわかりにくいと感じましたが、この本で基本的な知識を頭に入れた後はTACのスピードテキストの内容が頭にすらすらと入ってきました。
知的財産法のおすすめ入門書
会社法と同様に、最新の情報が反映されていなければなりませんので、古本ではなく、新刊の本を書店で探しました。
あまり選択肢がないのですが、もっともわかりやすいかな。と思った本が図解で早わかり 最新 知的財産権の基本と実務です。
TACのスピードテキストは受験対策ということもあり説明があっさりしすぎている感がありますが、この本はよりくわしく、比較的平易に書かれています。
ただ、図解というわりには、図は少なく文章が多いように思いました。
あと、立ち読みしただけですが、知的財産管理技能検定のテキストを使ってみるのもいいかもしれません。早稲田経営出版の本はわかりやすいように思いました。