今日は、しげぞうさんの副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門をご紹介します。
作者のしげぞうさんは電気製品のマニュアル専門の印刷会社で勤務していましたが、勤務先の業績不振で50代でリストラされてしまい、市場で評価されるスキルがなかったためWEBライター業しか見つからなかった。という人です。
しかし、その後ライター業で生活できるまでになり、そのノウハウをこの本で解説してくれています。
50代の私には他人事ではなく、もし、今の職業を失ったらライターも選択肢に入れていますので、参考にしようと考えてこの本を手に取りました。
この本を3行で要約
・ライター業は好奇心代行業である。文章力より幅広く情報を集められる調べる力が重要である。
・ライターで稼ぐなら、クラウドソーシングから始めて高単価の企業案件獲得を目指すこと。
・署名記事、URL提示が可能な記事など、企業案件応募の際に実績として示せる仕事を優先する。
こんな人におすすめ
・副業やフリーランスでライターになることを考えている人
要約
・ライター業の仕事は、文字単価〇円というケースが多いが、〇円~△円というようなレンジがある場合は最も高い値段を要求する。安かろう悪かろうというライターは選ばれない。
・WEB掲載の記事が多いので、SEOの知識はある程度必要である。なお、WEBライターと名乗るのはやめたほうがいい。
・フリーライターの場合、自宅のプリンターで印刷したような安っぽい名刺は作らない。安い作りだと適当な仕事をするのではないか。と発注者から思われるためである。
・発注者の指定する文書作成上の規則(レギュレーション)の順守は必須。発注者に手間をとらせない。その他、発注者に気配りできることが次の仕事につながる。
・インタビュー記事や現場取材記事はAIではかけないので、そのような案件は経験しておくのがよい。
・写真撮影もできる。というのは強みにはなるが、ライターと写真家の兼務は実際は難しい。写真撮影の技術を身に着けるのも、実際の撮影も大変だから。
まとめ
50代の素人から始めてライター業で生活ができるようになるまでのプロセス、ノウハウが詳細に書かれています。
私の目指すフリーランスの仕事にもライター業務は仕事のひとつの柱なので、大変参考になりました。